こちらの商品がカートに入りました
桜井廣明 作 「猿」 江戸伝統工芸士による象牙彫刻
ショッピングを続ける
桜井廣明は、昭和10年、東京で生まれ、父・広晴のもとで伝統工芸の技術を磨きました。平成2年には東京都の「江戸象牙伝統工芸士」に認定され、花や動物、そして能面「小面」の制作を得意とする日本を代表する工芸士として、数々の受賞歴を誇ります。その繊細で美しい作品は、国内外の愛好家から熱い支持を受けています。
桜井氏は、次世代の育成にも力を注ぎ、東京象牙美術工芸協同組合理事長や日本象牙美術工芸組合連合会会長として、象牙工芸の伝統を未来へ継承するための活動に尽力してきました。また、環境保全とアフリカゾウ保護に対する責任を果たしつつ、日本の伝統文化の継承を両立させる取り組みも高く評価されています。平成23年には東京都優秀技能者知事賞を受賞し、東京マイスターの称号を獲得。さらに、平成25年にはその功績が認められ、黄綬褒章を受章しました。